加賀百万石の城下町の風情が色濃く残る【ひがし茶屋街】
古くからあるお茶屋に紛れて、近年は気軽に入れる飲食店や雑貨屋が増えている。【茶房 素心】もその一つ。
この店では、時間がゆっくりと流れている。
古くからあるお茶屋に紛れて、近年は気軽に入れる飲食店や雑貨屋が増えている。【茶房 素心】もその一つ。
この店では、時間がゆっくりと流れている。
金沢に残る花街
金沢で歴史ある街並みといえば茶屋街。市内にある〈ひがし〉〈にし〉〈主計町(かずえまち)〉の三大茶屋街は、古くは加賀藩公認の茶屋街として栄え、今でも芸妓さんのいる「一見さんお断り」のお茶屋が残っている。中でも最も規模が大きいのが〈ひがし茶屋街〉である。
メインストリートには木虫籠(きむすこ)という細かな出格子がある建物が軒を連ねており、そのほぼ中心にあるのが【茶房 素心】だ。
メインストリートには木虫籠(きむすこ)という細かな出格子がある建物が軒を連ねており、そのほぼ中心にあるのが【茶房 素心】だ。
のれんの向こうはレトロモダンなカフェ
のれんをくぐってガラス戸を開けると、ふわりとコーヒーの香り。木虫籠から外の通りを眺めると、夏は眩しい日差しが、冬は舞い散る雪が、まるで別世界のことのように感じられる。
一枚板のカウンターでは、店主がコーヒーを淹れる様子を間近で見ることができる。コーヒーは注文を受けてから豆を挽くこだわりよう。豆を蒸らす間にカップを温め、ゆっくりと時間をかけてドリップしていく。豆は金沢の老舗コーヒー専門店のブレンドだ。
棚には藍色の模様が美しい和柄のカップ&ソーサ―が並んでいる。カップは数種類あるため、どの模様になるのかもお楽しみの一つ。
一枚板のカウンターでは、店主がコーヒーを淹れる様子を間近で見ることができる。コーヒーは注文を受けてから豆を挽くこだわりよう。豆を蒸らす間にカップを温め、ゆっくりと時間をかけてドリップしていく。豆は金沢の老舗コーヒー専門店のブレンドだ。
棚には藍色の模様が美しい和柄のカップ&ソーサ―が並んでいる。カップは数種類あるため、どの模様になるのかもお楽しみの一つ。
和も洋も味わえる! 欲張りさんにピッタリの充実メニュー
【茶房 素心】はコーヒーだけの店ではない。
加賀でお茶といえば〈加賀棒茶〉。棒茶はお茶の茎から作られ、独特の香ばしさを味わえる。
甘いものが欲しい時には上生菓子や叶子菓子などの和菓子はもちろん、チーズケーキや抹茶のブラマンジェなどの洋菓子もおススメ。単品で注文すればコーヒーと和菓子の組み合わせも楽しめる。もちろん、お抹茶+上生菓子の王道セットや、白玉が乗った和風パフェもある充実ぶり。
軽食もあるのでブランチにも利用できそうだ。
加賀でお茶といえば〈加賀棒茶〉。棒茶はお茶の茎から作られ、独特の香ばしさを味わえる。
甘いものが欲しい時には上生菓子や叶子菓子などの和菓子はもちろん、チーズケーキや抹茶のブラマンジェなどの洋菓子もおススメ。単品で注文すればコーヒーと和菓子の組み合わせも楽しめる。もちろん、お抹茶+上生菓子の王道セットや、白玉が乗った和風パフェもある充実ぶり。
軽食もあるのでブランチにも利用できそうだ。