フィットネス
place
マックスジム
日本 • 兵庫県 • 加古川市
1997年4月、兵庫県加古川市の北部に創立。約50坪のジム内には、健康管理から本格的なトレーニングに対応するため、1㎏のダンベルから始まり、ウエイトプレート、トレーニングマシンがぎっしりと備えられている。最寄り駅はJR加古川線「厄神駅」/神姫バス「薬栗」停留所

Introduction

“ボディビル”と聞いてどんなイメージが浮かぶだろう?
カラダに悪い競技?マッチョで恐い人たち?

兵庫県加古川市。田畑の広がる県道65号線を進むと、奇妙な形の真っ赤な建物が現れる。
マックスジム、個人経営のスポーツジムだ。
出迎えてくれたのは、筋骨隆々とは程遠い印象の、物腰柔らかな男性。ジムでトレーニングの指導に携わる一方、ボディビルの国際審査員としての顔も併せ持つ、木下喜樹さんだ。

丁寧な言葉の端々から溢れるのは、ボディビルに対する深い尊敬の念だった。
彼が語る「全てのスポーツに通ずる魅力」とは。
筋肉美だけではない、ボディビルの世界を覗いてみよう。

place
駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
日本 • 東京都 • 世田谷区
東京都の世田谷区にある競技場。1964年、東京オリンピックの開催のために開場。スタンド内部には有料の駒沢トレーニングルームが併設されており、一般利用客に開放されている。最寄駅は東急の駒沢大学駅。

Introduction

4足になる。地面に左右の手をついて。その手を足に見立てて、しばらく歩いてみる。
4足で走る。身軽な猿のように。右の後足から左の後足、そして左の前足から右の前足と4つの足を順に動かしたとき、走者は(瞬間)空を舞う。

「疾走感が2足の時とは全く違いました」

話し手による最初の感覚。ことばは実感に置き去られてはいないだろうか。

これはひとりの青年の声である。
謙虚で物静かな細身の好青年。そんな彼が「世界最速の4足ランナー」になるまでの声を、まだ見ぬ歩行者/走者に届けたい。
2足のその先へ。BGMはきっとKashiwa Daisukeのrabbit’s_quartetが良いだろう。