経営者
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マックスジム
日本 • 兵庫県 • 加古川市
1997年4月、兵庫県加古川市の北部に創立。約50坪のジム内には、健康管理から本格的なトレーニングに対応するため、1㎏のダンベルから始まり、ウエイトプレート、トレーニングマシンがぎっしりと備えられている。最寄り駅はJR加古川線「厄神駅」/神姫バス「薬栗」停留所

Introduction

“ボディビル”と聞いてどんなイメージが浮かぶだろう?
カラダに悪い競技?マッチョで恐い人たち?

兵庫県加古川市。田畑の広がる県道65号線を進むと、奇妙な形の真っ赤な建物が現れる。
マックスジム、個人経営のスポーツジムだ。
出迎えてくれたのは、筋骨隆々とは程遠い印象の、物腰柔らかな男性。ジムでトレーニングの指導に携わる一方、ボディビルの国際審査員としての顔も併せ持つ、木下喜樹さんだ。

丁寧な言葉の端々から溢れるのは、ボディビルに対する深い尊敬の念だった。
彼が語る「全てのスポーツに通ずる魅力」とは。
筋肉美だけではない、ボディビルの世界を覗いてみよう。

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刈谷日劇
日本 • 愛知県 • 刈谷市
〒448-0821 愛知県刈谷市御幸町4丁目208

愛知県の刈谷市にある映画館。1954年に洋画専門館として開館。現在は洋画新作中心のスクリーン1と、邦画・洋画旧作、単館系作品を中心としたスクリーン2のふたつのスクリーンで営業を行う。またスクリーン2ではデジタル映写機での上映と並行し、アナログ映写機での上映もあり。最寄駅はJR刈谷市駅。

Introduction

「街から映画の灯を消してはならない」
他のインタビューで堀部社長によって語られたことば。
今回われわれが行ったのは、そのことばの焼き直しであった、といっても過言ではない。
刈谷という「街」とは?
刈谷日劇にとっての「映画」とは?
そして、半世紀以上にわたって刈谷日劇が守り続けた「灯」とは?
まずは当劇場が開館した1954年、旧ユーゴスラビアに生を受けた
ひとりの男のことばから始めよう。

この物語は終わらない。(エミール・クストリッツァ『アンダーグラウンド』)

それは終わり、ではなく始まりのことばであったはずだ。

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NOON+CAFE
日本 • 大阪府 • 大阪市
〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西3丁目3−8

1994年 CLUB DAWNとしてOPEN
2004年 NOONとして新生
2012年 風営法の厳密化により摘発

現在はNOON+CAFEとして営業中

Introduction

たとえば。カフカ『審判』の主人公のように、
もし、誰かが「何もわるいことをしなかったのに、ある朝、とつぜん逮捕され」てしまったとしたら。
あるいは。大阪・中崎町のNOONのように、
もし、どこかが「無許可で店内にダンススペースを設け、客にダンスをさせていた」ため、ある夜、とつぜん摘発されてしまったとしたら。
一年間の訴訟を終え「おれが今なしうる唯一のことは、冷静に処理してゆく理性を最後まで保つことだ」とつぶやいたその主人公にならってこう始めてみたい。
ぼくたちが今なしうる唯一のことは、NOONのこれまでとこれからを-元経営者、金光正年さんに-理性を保って聴くことだ。