
水垣エリ
fields | 不定 |
categories | 会社員 |
来歴 | 大阪 |
好きな場所 | 床暖房の上 |
連絡を取る | ememem3939[at]gmail.com |
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来歴 | 大阪 |
好きな場所 | 床暖房の上 |
連絡を取る | ememem3939[at]gmail.com |
今から約50年前。海外に憧れた一人の青年がいた。
時代は高度経済成長期。多くの日本人が欧米を意識する中、彼の目はアジアを見ていた。
韓国、台湾、ロシア、タイ、インド、そして戦渦のベトナム。
各地を自分の足で歩いた後、青年は“アジアのスペシャリスト”を目指して国際協力の仕事に就いた。
現地で見た人々の暮らし、運命の女性との出会い、退職後の海外での生活……。
常夏の国、マレーシアから豊潤な声をお届けします。
花から花へ、蜜を集める蜜蜂のように。
あれも、これもと、棚から棚へ手が伸びる。
1冊抜き取って、ページをめくり、戻し、また抜き取り……。
目の前に広がる魅惑的な本の海。その1冊1冊に綴じられた世界に溺れる。
ソビエトの絵本、昭和の幻想文学、フランス映画のポスター、妖怪漫画……。
古本屋、それは人から人へ渡り歩いてきた本が漂着する場所。
今回読むのは、そこに魅せられた一人の男の物語。
永遠に広がり続ける本の海を泳ぐ男の、現在進行形の物語。
あなたの周りに、ゲイはいるだろうか。あるいはレズビアンは。もしくは性別を変えたいと望む人は?
「いない」と答えた人へ。
こうしたセクシュアルマイノリティ(性的少数者)は、日本人の20人に1人いると言われている。
バラエティ番組の中、新宿2丁目の中だけにではない。学校のクラスに、職場に、行きつけの店に、あなたの周りに確実に存在するのだ。
何故彼らの姿は見えないのか。何故彼らは「いない」ことにされているのか。
もう一つ質問を投げかけたい。―あなたは彼らをどういう眼差しで見るだろうか。
2015年春、名古屋市政へ挑戦する一人の人物がいる。男性から女性へとトランス(越境)した、あんまゆきさん。あんまさんが、今また越えたい壁がある。
それぞれの答えを胸に、彼女の語る言葉に耳を傾けたい。